とりあえず日記
LINE.GIF

最新7回分

[バックナンバー] [目次] [今月の日記写真] [はてなver] [fotolife] [トップ]

2009年11月23日(月) グランツーリスモPSP

さんざん待たせられたGTのPSP版。待たせられた、という点を考えなければ、いい感じでコンテンツを絞り込んでいるという好印象を持った。逆に言えば、さんざん待たせられた割には物足りない、という見方もできるけど。
とにもかくにも、携帯機なので空いた時間にチョコチョコ進められるし、レジュームもできるしで、たいへんありがたい。

いまのところCPU戦しかやっていなくて、レベルSが3、Aが49、Bが20という状態。

タイヤはスポーツ3、シミュレーションはスタンダード、その他の電子デバイスはOFFでやっております。後述するが僕は旧車メインで使っているので、電子デバイスは使わないことをポリシーにしたいのだ。

ライセンス取得がゲームの進行に必須ではなくなったことに賛成。ライセンスは腕を磨きたい人が使えばいいのであって、取得していないがために参加できないレースがあるというのは好きではないのだ。
仮にレースへの参加条件を設定するならば、走行距離数とか、開催サーキットでのベストラップで十分だと思う。

チューニングパーツの購入要素が無くなったことや、チューニングできる幅が狭いのも賛成。気軽にアドホック対戦をする際に、チューニングスキルによって大幅な差が付いてしまうことを回避したのだと思う。LSDまでチューンするのは家庭用に任せておけばいいんじゃないの。
おそらくチューニングポイントが少なくなったためなのか、設定画面とサーキット間に読み込みが無くなったのが超好感度大。(もしかしたらGT5ではすでにこういう仕様になってた?)トライ&エラーが気楽に出来る。

しかし軽量化、パワー系チューンが通常レースでは出来なくなったのは、さすがに簡略化しすぎではないか。安い車やマイナー車を強く育てていくのは、GTの醍醐味の一つだろう。
ギアレシオも、さすがにファイナルくらいは変更できてもよいのでは。僕が最も気に入っているコルベットスティングレイL46とか、長いストレートの後半で吹けきってしまう。

イベントが無くなってしまったのもあまりにも寂しい。駆動方式限定とか、年代別限定とか、生産国限定とか、そういうイベントがあるからこそ、車の情報を多く入手しようというモチベーションが生じるのに。

チューニングのロード&セーブが出来ないのも痛い。僕はどのサーキットでもだいたい共通するベースセッティングをまず決めて、必要ならばサーキットに合わせて小修正をしているのだが、他のサーキットに変わる度にメモを片手にパラメータを変化させることになってしまう。面倒くさい。

これは仕方がないことかもしれないが、本体だけでデフォルトで不特定多数対戦ってできないものなのかね。アドホックパーティかXLink Xaiしか手がないのか?PS3は購入するつもりはないし、XLinkはアクセスポイントを変えなければならない(うちの場合)っぽいから敷居が高いし。

チューニングポイントやイベントが少ない代わりとして、登場するライバル車よりも速く、有利な車を探し出すのは楽しい。
例えばフェアレディ240ZGや、S800や、BMW2002や、ロータスエランS1、ダートならストーリアX4などかな。僕は旧車が好きなので例が偏っているけど。
それにしてもロータスエランのライバル車がNSXとかで、しかもコーナーではライバル車より速いっていうのはどうなの。あまりにも非現実的では。レベルBならエランがNSXに勝ってしまうとかあるし。

最もお気に入りの車は、前述したがコルベットスティングレイL46。これをいい感じの操縦性に調整するのはかなり苦労した。
リプレイで、BGMでオフスプリングとかバッドレリジョンとかSUM41とかを流しつつ、こいつで派手なテールスライドを決めている映像を見るのはたいへんカッコいい。リプレイで好みのBGMを使えるのは実にいいね。できれば曲切り替え時にクロスフェードできたら最高だが、まあメモリ的に無理だろうな。
音楽単体ではちょっと単調なオフスプリングとかバッドレリジョンとかSUM41、映像と合わせると死ぬほどかっこいい。スケーターとかのビデオに使われるのもうなづけると言うものだ。

勝つための車ならば、フェアレディ240ZGを使っている。ノーマルではアンダー傾向が強いのだが、そこをなんとか修正すると、同じレースで登場するライバル車より下のトルクが太いし、ブレーキングで安定している。それに僕が子供の頃あこがれていた車でもあるしね。この車のラリーバージョンが収録されていたら涙ものだったのだが…。

2009年11月9日(月) PSP goへの既存UMDの変換プログラムを見合わせ

3年半くらい初代PSPを使っているのだが、ちょっと重い感じがするし、現行型と違って外部出力できないしで、買い替えを検討していた。
検討対象にはもちろん、最新型のPSP Goも含んでいたのだけど、これはもう決定的にGoは選択肢の対象から外れてしまった。

・ソニー、PSP goへの既存UMDの変換プログラムを見合わせ

「UMD変換プログラムの検討を続けていたが、法的および技術的な理由から、現時点でのプログラム提供は見送ることにした」とソニーの広報担当者はGameSpotに語った

今まで買ったゲームが全部使えないんじゃなあ、、、今から初めてPSPを買うって人以外にしかGoって売れないんじゃないの。しかも通常型より10000円高いし。通常型でもダウンロード購入できるし。Goを積極的に選ぶメリットって大きさと軽さくらい? 僕的にはハードウエアの簡易キーボード(PDAみたいな)がついていたら検討対象になったけど。

有償でよいから、店頭でUMDからデータ吸い上げ→Goにインストールってサービスをさせればよかったのでは。ダウンロード販売に反発している小売店を幾分は懐柔できるだろうし。

いまはグランツーリスモPSPに熱中している。ちょっとシンプルすぎて最初はガッカリしたけど、このシンプルさがある種の割り切りになっているため、チューンに熱中しすぎて気がついたら朝、、、って事態が避けられている。助かっているといえば助かっている。グランツーリスモPSPについてはもう少しやりこんだらちょっと思うところを書き記しておこうと思う。

2009年11月1日(日) 開いた瞬間に「石川直樹」

図書館でなにげに最新号の「山と渓谷」誌を読んでいたら、開いた瞬間に「あ、これは石川直樹だ」と思わされた写真があって、クレジットを見るとやはりそうだった。石川直樹の写真は特別に愛好しているわけでもないし愛着があるほどではないのだけど、写真雑誌などで掲載されていると、明らかに他の写真群とは異質な存在で、どうしても目が吸い寄せられてしまう。

なんだか不思議に被写体の質量を感じさせない写真なのだ。無重量なフワフワした感じ、ではない。被写体は浮かび上がろうとするわけでも沈み込もうとするわけでもない。物質が持っている元々の量を質量、引力によって物質に生じる力を重量という。その質量が無い感じ。実際より重くや軽く写そうとしているのではないことだけは確実で、おそらくそのまんまに写そうとしているのだろうけど、なぜだか質量という概念自体が無い世界で撮影されたように見えてしまう。

たぶん無理やり分析しようと思えば、フラットな光を好むところから来る奥行きの薄さや、ドラマティックな演出や画面構成を避ける姿勢とかが、その質量の無さ感を僕に感じさせているのかもしれないけど、それにしたって極地を撮ろうが富士山を撮ろうが今回の山と渓谷誌の華恵の写真でさえも、印象が全く変わらないっていうのは、被写体に対する姿勢が、なにか常人とズレているとしか思えない。常人が撮ろうと思って撮れる写真ではない。

喫茶店とかレストランの壁に、1枚だけ石川直樹の写真が貼ってあったら、その空間だけ、なんだか居心地が悪くなってしまいそうだ。普通の雪山の写真だとしても。いや居心地が悪くなる=悪ってことではないのだよ。居心地を悪くしてしまうだろう写真の力に、僕はなんだか妙に惹かれてしまう。この感覚って誰かと共有できるだろうか。できたらいいな。

2009年8月24日(月) 長野県 美ヶ原スカイライン→ビーナスライン

昨日の続き。松本カントリークラブのあたりの路肩に駐車して、2時間くらい仮眠をとったのかな。夜が明けたときに一度寒さで目覚めた。ついでに撮影をする。


もう一度寝て、起きたときにはもうすっかり朝だった。今日は美ヶ原スカイライン→ビーナスラインと移動する予定だ。

松本市街地を迂回するように北上して、美ヶ原スカイラインの入口を捜す。しかし看板などが殆ど出ていないのでなかなか見つからない。別荘地の奥でようやく見つけたが、カーナビがなかったらかなり苦労しただろうな。地図はこちら。カーナビ無しで行くなら、入り口付近の詳細地図をあらかじめ入手しておいた方がいいと思う。

美ヶ原スカイラインの前半は美鈴湖を過ぎた後、しばらくありがちな舗装林道。

 

後半、袴越山の峠越えの頃、標高が上がるにつれて視界が広がる。標高は1753mくらいだが、下界には雲海が広がっていて、雲海上には北アルプスが見える。

 



武石峠を越えて県道62号に移る。ビーナスラインの分岐点には巣栗渓谷という、ツーリングマップルには載っていないような小さな渓谷がある。松本で買っておいた食料を持ち込んで、この渓谷で一休みする。
 

ビーナスラインは、部分的に走ったことはあるのだが、今回はぜひ全線走破してみようと思う。



白樺林を抜けて、美ヶ原高原美術館に至ったところで、急に雲が湧きだしてきて、空を薄暗く覆っていった。高原美術館の野外彫刻を覆い隠すように雲が通り抜けていく。


 

ここで、デジカメのK10Dの電池が切れてしまった。普段よりも明らかに切れるのが早い。サブデジカメのLX1も「メモリーカードエラー」とやらになってしまい、撮影不可になってしまった。メモリーカードをフォーマットすれば再び撮影可になるんだろうが、これまでの画像を復活できる可能性を捨ててしまうことになるし、どうしよう、、、。
と思っていたが、車のトランクの中に*istDを入れっぱなしにしていたのを思い出した。取り出してみると、もちろんバッテリーはあがっている。しかし*istDのいいところは、通常の単三乾電池を使えるのだ。
近くに山本小屋というレストランがあるので、きっとそこで電池は売っているだろうと予測し、立ち寄ってみた。
予想通り電池を入手して一安心。こういうことがあるから汎用電池を使えるデジカメは便利である。



高原美術館以南は、ツーリングマップルの記述通り「高原ワインディング」「2000m近い稜線を繋いで走る日本屈指のスカイライン」だ。空も晴れ、ゴルフ場の芝みたいにきれいな緑の茶臼山と好コントラストだ。なんかWindowsの標準でついてくる壁紙みたい。
 



三峰展望台でひと休憩しつつ写真を撮る。地図はこちら。それほど交通量はなく、快適に走れてはいたのだけど、休憩できるポイントが少ないためか、けっこう混んでいた。
それほど腹が減っているわけではないので、売店で焼きトウモロコシを食べる。それはそうと、ここではオリジナルのマーガリンをパック詰めで売っていたのだが、家に帰る前に溶けちゃったりしないもんだろうか。



国道142と152の中間あたりにある八島高原に、八島ヶ原湿原というところがあったので休憩がてら立ち寄ってみる。地図はこちら。
まずレストランで蕎麦を食べる。まずくはないんだけど、なんとなく味に主役がいない、キャラが立っていない感じ。丸いわけでもなく鋭いわけでもなく。普通の食堂の蕎麦という感じ。ツユを少し辛目にするだけでだいぶ印象が変わると思う。


八島ヶ原湿原に入る。かなりの賑わいだ。八島ヶ池にはその名の通り八つの島がある。


 

  

木道を歩いてみるがそれほど花とかが多く咲いているわけでもなく残念。ここには鎌ヶ池キャンプ場というところもあるようなので、ぜひ来たいものだ。真夏でも夜はかなり寒いだろうな。



諏訪方面と白樺湖方面の分岐に至る。白樺湖方面に向かい、その後県道482に入る。地図はこちら。春日温泉と美笹温泉に立ち寄って、佐久市まで向かおうと考えたのだ。
狭いしわかりにくいけど、僕好みのローカル感のある道だ。しかし肝心の温泉が、見つからなかったり、月曜日が定休だったりで、入れるところが無くて残念だった。

 

 

今日のコースは、観光好きにも見応えあるし、運転好きにも運転しがいがあるしで、なかなか満足のいくものだった。バイクだったら高原ワインディングは開放感が最高で気持ちよかったんだけど、、、。早く直さなければ。



佐久市まで来たら、国道254に移る。立ち寄り温泉を探しているのだが、やはりみごとに全部月曜日が定休で残念だ。この辺ってそういう協定でもあるのかな。こんなことなら並行している県道93に乗れば良かった。いい感じに寂れている好きな道なのだ。6年近く前に行ったことがある不老温泉はいい感じの雰囲気だったし。

そういえばLX1で撮影した画像は、結局全く復活できなかった。まあLX1ではメモ的な画像しか撮っていないのだけどショック。カメラを持ちつつ車のドアを開けたときに、静電気がバチっときたことがあったから、そのときかな、、、。

2009年8月23日(日) 長野県 高ボッチ山

ツーリングマップルを見ていたら、長野県の諏訪エリアの高ボッチ山荘について「ドーンと展望の開けた稜線にあるサイト 満天の星空はもう夢の世界」との記述があり、このキャンプサイトにはぜひ行ってみたいと思った。ひさびさにキャンプツーリングにする。しかし残念ながら今回もバイクではなく車。

中央道岡谷ICで降りて高ボッチスカイラインに乗り、「高ボッチ高原」「鉢伏山」方面に向けて北上する。看板は結構多く出ているので、カーナビがなくてもそれほど苦労しないと思う。
それにしても「高」は高いところにあるからなんだろうなとは予測できるが、「ボッチ」というのはヘンテコな言葉だ。今調べてみたところ、塩尻市のサイトにこの地名の由来が載っていた。

林間の木漏れ日の下を通って標高を上げていく。日曜の午後であるためか、降りてくる車に時たま出会うくらいだ。登っていく人は僕の他には見あたらない。と、急に視界の開けた地点に出た。高ボッチ牧場である。地図はこちら


画像はクリックすると、別ウインドウで大きなものが開きます。
しかし残念ながら、牛さんは皆無であった。こんな感じのキャンプ場だったら確かに気分がよいだろうなと期待に胸を膨らませる。
さらに北上を続ける。途中にある展望台からは、天気がよければ諏訪湖越しに富士山が望めるらしい。今日はごくうっすらと見ることが出来た。右の画像は、富士山部分だけを拡大して、コントラストを高めて判別しやすくしたもの。

 

さて、高ボッチ山荘に到着したのだが..。

 

どうもキャンプ場っていう雰囲気ではない。地図には確かに載っているのだけど、看板も全く出ていないし…。そもそも営業しているのかもわからない。料金などを聞こうとして山荘まで行ってみたところ、「商い中」との看板は出ていたが、呼び出しても返事がない。電話予約が必要? しかし電話番号もわからない。自動販売機は掃除もされていてちゃんと動いていた(150円)ので、廃業はしていないように思う。
いま詳細な地図を見てみたところ、上の写真の場所はキャンプ場の駐車場で、西側に移動するとキャンプサイトがあるっぽかった。さすがにこれは事前に調べておけばよかったなあ。



日没を撮影したいと思ったので、ひとまず北上を続けて、いい場所を探す。終点の鉢伏山山荘まで行った。


ここはイメージ通りの場所で、泊まるのも良いかもとなかなか気に入ったのだが、無断では入れないという看板が出ていたし、人の気配もない..。ロケーションは気に入ったので、次の機会があったら、ちゃんと下調べして来てみようと思う。

さて、日没地点の視界が開けているところは、この行き止まりまで来ても、一カ所だけだった。鉢伏山山頂に向かう林道の途中にある、小さな待避所だ。その地点まで戻っていく。松本の市街地をちょっとはずれたところを見下ろす地点である。
戻ったところで、急に睡魔が襲ってきたので、車の中で仮眠を取る。



アラームで目覚めると、時間設定を間違えていて、もうすでに日没直前だった。かなり涼しい、というか寒いくらいの気温だ。ダウンジャケットを羽織って撮影を始める。


 

月は出ているがけっこう大きく欠けた三日月だ。星を見るなら沈んでくれるとありがたい。やがて日没しきって一番星を東に見つける。宵の明星? しばらく待ったがまだ空には多少の光が残っていて、両手で数えられるくらいしか星は見えない。けっこう寒くなったので車内に戻る。

今晩はここで過ごし、星空を堪能するすことにする。この「世界から取り残され感」が実に楽しい。
額にヘッドランプをつけて読書とウトウト眠りをしつつ、もっと暗くなるまで待つ。うっかり眠りすぎないように、1時間ごとにアラームをセットする。
しかしすっかり暗くなった頃には、雲の中にすっぽりと入ってしまったのか、星空どころか市街地の夜景すら見えない、さらに視界数メートルの濃霧となってしまった。これは超ガッカリだ。



さらに何回か、眠る→起きるを繰り返していたところ、クリアに星が見えるようになっていた。あわてて飛び出て撮影を始める。

 

まだ多少ガスっぽいものの、空は雲一つ無く、満天の星空である。特に市街地がない北東方向はバッチリである。月も幸い沈んでくれたようだ。これだけクリアな星空を見たのは小学生の頃以来だ。北斗七星とかカシオペアとか、見慣れた星座の周辺に、キラキラと細かい砂のような星が散らばっている。こんなに星って多いものだったのか。違和感があるがこれが本来の星空なわけだ。
ていうか天の川も見えるし。残念ながら西側は市街地の明かりで天の川までは見えなくなってしまうのだけど。ミルキーウェイと呼べるほどハッキリとはしていないけど、確かにプラネタリウムとかで見慣れた位置に、それらしきものがある。
撮影はしてみたけど、どうしてもあの「星空に包まれ感」は表現ができない。こればかりは実際に体験しなければ、2次情報では魅力の半分も味わえないと思う。天の川はCCDのノイズにまみれてしまい、うまく撮影できなかった。

撮影している間にも、下界は雲に包まれてきた。天気の移り変わりがとても早い。

 

星空も予定通りに満喫したので、次には日の出を撮影できそうな地点を探すことにする。



翌日には松本を経由して、美ヶ原スカイライン→ビーナスラインと移動する予定なので、松本方面まで移動しつつ東側の視界が開けている地点を探すことにする。

崖の湯温泉を経由して松本市方面に向かうが、どうしても東側の視界が開けている地点がない。そのうちあまりにも眠くなってきたので、松本カントリークラブのあたりの路肩に駐車して寝てしまった。

2009年3月19日(木) 群馬県 尻焼温泉〜奥四万湖

先月に、浜辺の岩場にあるワイルドな露天風呂に行って、かなり楽しかったので、今回もワイルド露天風呂つながりということで、群馬県の尻焼温泉に行ってみることにする。

・wikipedia - 尻焼温泉
・こちらは自治体の公式ページ

「川底から温泉が湧き出していて、川をせき止めて作った露天風呂」なのである。存在自体はずいぶん前にツーリング雑誌で読んで知っていたのだが、行くのは初めてだ。

関越から国道353、JR吾妻線沿いに進み、中之条から県道55、通称日本ロマンチック街道に移る。いまいちどこがロマンチックなのかわからない、普通の田舎道である。
六合村と書いて「くにむら」という、不思議な地名の村で国道405に移り、野反湖方面に北上。このあたりは標高800くらいのはずだが、今日の気温は20度でかなり暖かい。これなら温泉にも入りやすいというものだ。今回はほとんど寄り道や休憩もせずに、一気に目的地の尻焼温泉へと向かった。

さて尻焼温泉に到着した。地図はこちら


無料の公共駐車場に停めた、200メートル先にあるようだ。橋を渡ると、川沿いにそれらしき青色の屋根の小屋が見えてきた。

 

画像はクリックすると別ウィンドウで大き目のものが開きます。
近づいてみると、小屋の中に1人、川原に5〜6人先客がいる。とても写真を撮れるような状況ではなくてがっかり。



この小屋は更衣室なのかな思っていたのだが、湯が湧き出しているところで、いわば内湯って扱いになるわけだ。つまり更衣室なし。この小屋の中に衣服や荷物が入れられているので、一応ここで着替えても良いということになっているようだ。3人くらい入れそうな湯船には、ちょうど誰も入っていなかったので、この小屋の中でそそくさと全裸になる。
wikipediaには「水着を着用しての入浴者が多いが、温泉であるので裸で入浴をおこなうものも多く存在する」と記されていたが、いま入浴しているおじさんと青年は、皆が全裸であった。川原の上の道とか、川を渡る橋とかから丸見えなんだが気にしない。

まず小屋の中で入浴する。この小屋は「水着を着用しての入浴禁止」である。岩の隙間から湯が湧き出している(それとも引き込まれている?ポンプなどは存在していなかった)のだが、けっこうな高温である。たぶん43度くらい?

川原に移動する。苔で足元が滑って怖い。気温は20度でそれほど寒くはないのだが、湯はぬるい。先ほどの小屋の中の湯はだいぶ熱かったので、川の水と混じってしまってこのぬるさになっているんだろう。川底から湯が湧き出していると思われるあたりにおじさんたちが集まっていた。
シチュエーション的にはワイルドな温泉なのだけど、赤井浜露天風呂露天風呂のような「世界から取り残され感」が無くて、いまいちちょっと物足りない。

 

ところでこの「尻焼温泉」の名の由来、「川底から湧出している温泉で温められた石に腰を下ろして痔を治したこと、すなわち尻を焼いたこと」らしく、それを知ってしまうと座るのにちょっと躊躇してしまいそうである。僕は今検索して初めて知った。



さてこれで終わりにしたら面白くないので、北上して野反湖方面に向かってみる。が、4月24日10時まで冬季通行止めであった。
ではツーリングマップルに載っている「万沢林道 連続21kmのダート」はどうだろうと思ったのだが、こちらもやはり冬季通行止め。地図はこちら。この林道は改めて訪れたいものだ。

がっかりして南下し、元の道に戻ろうとしていたところ、林道の入り口の看板があった。

 

文字が薄くなっていてよく読めないのだが「林道 口ヶ円線」? 今調べたところ、群馬県にはそのような名前の林道が無かった。あえていえば六合村の「林道日々闇線」が文字のかたち的にはちょっと近いかな?
おそらくツーリングマップル関東甲信越版のP70 C6:D7にある、「バーデ六合」から「暮坂」付近をつないでいる道のことだと思う。Googleマップには表示されていないようだ。舗装もされているし、眺めも良い林道だったんだけど…。

 

頂上と思われるところで、展望台への入り口が見えた(右の画像)。さっそく登ってみることにする。

 



ほとんど他の車とも行き会わず、なかなか快適な林道であった。



まだ時間に余裕があるので、暮坂峠から県道55に移り東進、国道353から奥四万湖方面へと向かった。地図はこちら。このダム湖が、着色したかのような、すごい真っ青だったのには驚いてしまった。

 

 

空の色を反射しているわけでもなく、水自体が実際に青いようだ。水面近くを見ると良くわかる。


なにか水質に特徴があるのだろうかと思い今調べてみたところ、どうやらまだ謎があるらしい。
このYahoo知恵袋の記事だと「四万川上流部の流れはコバルトイオンと銅イオンを含んでいるため」とあるけど、この四万温泉協会の記事だと「四万の水にはこれら「青く見える物質」が多く含まれていると言う結果は得られませんでした」だし。

このあたりは温泉街なので、尻焼温泉の欲求不満を解消しようと雰囲気のよさそうな日帰り温泉を探したのだが、あまりにも典型的な温泉街って感じで、どうも食指がそそられなかった。

2009年2月6日(金) 雲見温泉 赤井浜露天風呂

さて本日の目的地は、ツーリングマップルで見て興味を持った、大瀬崎の「伊豆の七不思議 神池」と「波打ち際にある素朴な混浴の露天風呂 無料 雲見露天風呂」の2点だ。
まずは伊豆の七不思議に向かうべく、県道17を西に向かっていく

 

すると、海に細長く、びよ〜んと伸びた半島があった(右の画像)。地形からして、これが七不思議神池があるという、大瀬崎であろう。地図はこちら
駐車場に到着すると、ここ以降は進入禁止のようだ。この地図でいうところの「シーサイドイン大瀬館」より北側は歩道しかない。ダイバーが多くいる浜を歩いて神池に向かう。

 

 


伊豆七不思議と、神池については、こちらに解説がありました。

・wikipedia 伊豆七不思議
・wikipedia 大瀬明神の神池
海から最も近いところでは距離が20メートルほど、標高も1メートルほどしかなく、海が荒れた日には海水が吹き込むにもかかわらず淡水池

駿河湾を挟んで北方およそ50キロメートルの富士山から伏流水が湧き出ている、などとする説もある一方、海水面の上下に従って水面の高さが変わるとも言われており、何故淡水池であるかは明らかにされていない。

とのことである。

 

なんだかずいぶんサイケデリックな案内看板である。
さて神池に到着した。しかし、上記リンクのような情報による先入観がなければ、単なるあんまりきれいじゃない沼にしか見えない(池っていうか、沼って雰囲気)。


 


上空から航空写真で見れば、不思議さが感じられると思うのだが、残念ながらグーグルマップの航空写真だと解像度の低いエリアで、何がなんだかわからない

残念ながらちょっと物足りないので、これまた名物であるらしい、ビャクシンを見物していく。

 

 



さてメインイベントの雲見露天風呂へと向かう。海側はもう充分堪能したので、尾根道を突っ切っていくことにする。

 

 

県道127県道411(西天城高線)県道59と南下してゆく。県道411、県道59仁科峠周辺はたいへん気持ちの良い道である。窓を開けて走れるくらい暖かいし、これはバイクで来たかったなあと思う。



ようやく雲見露天風呂 赤井浜温泉に到着したようだ。道端にこんな看板が立てられている。


「6月中旬/9月中旬」とのことである。期間限定なのか?
海岸にある温泉なので、崖を下っていくことになる。左側の画像の右下方向、暗いはで隠れている部分が温泉のある場所のようだ。看板脇に狭い道があるので下っていく。

 

さあ見えてきましたよ。潮騒とポンプの動作音が聞こえる。パイプからちゃんとお湯がかけ流しされている。万が一ほかの人が入浴に来たりしたら、写真が撮れなくなってしまうので、入浴したい気持ちを抑えてとにかく撮影を済ます。





 

脱衣場はあるにはあるのだが、男女別に分かれてはいないし、洗い場もないし、ドアも窓もないし、すっかり廃墟といった趣である。実にワイルドだ。いまwikipediaを見ていたところ「テレビ朝日系西部警察Part1の「西部最前線の攻防」。露天風呂の更衣室で爆破実行。」らしい。もしかしてそれで窓とドアがないのか? なんか悪者のアジトって使われ方でもしてたのかね。

さて窓もドアもない脱衣場で全裸になって、とうとう入浴する。


 


湯温はけっこう低め。今日は暖かいから何とかなるが、寒い日はつらいんじゃないかな。いちおう、期間限定というわけではないようだ。
浴槽は3人くらいは入れそうな大きさ。浴槽の底にコケがあって滑りやすい。デッキブラシが置いてあったので、出る前に掃除をしておこう。温泉が出るパイプの近くは、まあちょうどよい湯温になっている。
パイプから温泉を掬ってちょっとなめてみると、かなり塩辛い。海水ってほど塩っぽくはないのだけど。飲まないで吐き出してしまう。
崖の上の道路からは、ちょうど松の木が邪魔になっていて見えないようだ。右手側に一般住宅があって、そのお宅からは見えるだろう。もちろん沖の漁船からは(望遠鏡を使えば)丸見え。もっとも、こういうオープンスペースの混浴なら、水着を着るほうが一般的なんだろうな。
ぬるいからけっこう長く、15分くらい入って、ようやくそこそこ温まった。女性は入浴するのにそうとう勇気が必要だと思うのだが、たとえばあらかじめ水着の上に服を着ておくとかして、ぜひ挑戦する価値あり。なかなか面白い温泉であった。

このあとは伊豆スカイライン→トーヨータイヤターンパイク→小田原厚木道路経由で帰宅。伊豆スカイラインを出たころには既に真っ暗だった。

[バックナンバー] [目次] [トップ]

Akiary v.0.51